暑い、だるい、疲れた…何もしたくない夜に【動かずに楽してできる】疲労回復おすすめポーズ3選
毎日暑く、体を動かしていなくても感じる疲れ、どうしていますか?体力も気力も落ちているときにぴったりの、寝ころんだまま楽にできる、おすすめの疲労回復ポーズ3つをご紹介します。 ◆写真で詳しいやり方を見る|何もしたくない夜に【動かずに楽してできる】疲労回復おすすめポーズ3選 ■夏に疲れを感じる原因 夏に感じる疲れは主に次のことが原因として考えられます。 ■■高温 高い気温や湿度は体にストレスをかけ、エネルギー消耗を引き起こします。これにより体温調節が難しくなり、疲れやすくなります。 ■■脱水症状 夏は汗をかく機会が増えるため、脱水症状が起こりやすくなります。水分不足は疲労感を引き起こす原因となります。 ■■睡眠の質の低下 暑さや湿気で寝苦しくなることがあり、睡眠の質が低下します。睡眠不足や質の悪い睡眠は、日中の疲れを引き起こします。 ■■食生活 暑い時期には食欲が減退することがありますが、不規則な食事や栄養不足が疲れを招くこともあります。 家に帰ったら疲れて何もしたくないと感じるときがありますが、寝る前に楽な姿勢でリラックスしながら行うヨガポーズは、疲労感をやわらげるのに役立つことがあります。今回は疲れたときにおすすめのポーズを3つご紹介します。 ■動かず楽してできるおすすめポーズ3選 枕、バスタオルやブランケットなどを用意しましょう。どのポーズも好きな長さで続けてみてください。 ■■おすすめポーズ① 枕を抱きかかえるチャイルドポーズ チャイルドポーズは背中や腰の緊張をやわらげます。枕を抱きかかえることで胸とお腹のサポート感をえられ、リラックス効果を増しながらポーズをキープすることができます。 <やり方> 正座から膝を腰幅より大きく開いて、足の親指どうしをつける。 縦向きにした枕を正面に置き、上半身を倒して枕の上に胸とお腹をのせる。 ■■おすすめポーズ② 魚のポーズ簡易版 仰向けになって胸を開くポーズです。呼吸が深くなり、肺に十分な酸素が供給されるため、体のエネルギーが増加し、疲労感の軽減に役立ちます。 <やり方> ① 丸めたバスタオルを横向きに置く。脇の下から少し下がったところにタオルがあたるように仰向けになる。膝を立てて足を腰幅くらいに開いて、両膝を合わせる。 ② 両腕は肩の高さで横に開き、肘を曲げて90度にする(指先が頭の向こうに向く)。背面に置いたバスタオルで胸と肩がやさしく開いて呼吸が深まるのを感じる。 ■■おすすめポーズ③ 壁に脚をあげるポーズ 寝たまま壁に脚をあげることで、下半身に流れた血液が心臓に戻りやすくなり、全身の血流を改善して疲労を回復していきます。冷房による冷えやむくみにも効果的。心を落ち着ける効果もあります。 <やり方> 仰向けになって両脚をあげて、かかとを壁につける。 膝はピンと伸ばしきらずに脚全体の力を抜く。お尻が壁に近すぎると、もも裏の伸びがきつく感じることがあるので、壁からお尻を少し遠ざける。 お腹にブランケットなどをあてると(写真右上)、夏でも冷えやすいお腹を温めるだけでなく、リラックス効果もアップ。 ライター/吉田加代子(ヨガ講師)
吉田加代子