新型コロナ「ニンニクに予防効果」は根拠なし WHOが“デマ払拭”へ
5Gが新型ウイルスを拡散?
次世代通信規格「5G」がウイルスを拡散するのでは? との話題が一部で取りざたされています。WHOはこれも明確に否定しています。 WHOは「ウイルスは電波によって移動することはありません。また、5Gを持たない地域でも感染は広がっています。ウイルスは、感染者が咳やくしゃみをした際の飛沫を介して拡散され、飛沫に触れた手で目や口、鼻を触ることで感染します」としています。
飲酒は予防につながる?
手指へのアルコール消毒が有効、とのことから「飲酒が予防になる」という言説がありますが、WHOはこれも明確に否定。むしろ「高い頻度での飲酒や、過度のアルコール摂取は健康を損ねるリスクを高める恐れがあります」と警告しています。
「抗生物質」「高温風呂」なども予防にならず
WHOは、上記以外でも、(1)抗生物質に予防効果はない(2)高温の湯船に入ることが予防にはならない(3)感染して危険なのは高齢者だけではない(4)感染が一生涯続く訳ではない――などの正確な情報を掲出しており、デマに惑わされないよう呼び掛けています。