19日から商工祭、農業祭 いちのせき産業まつり 抽選会やステージ多彩に
第74回いちのせき産業まつり商工祭、農業祭(実行委主催)は、19、20の両日に一関市大町のなのはなプラザ、大町通りを会場に開かれる。例年は時期をずらしているが、今年は同時開催し、商工祭では県内外48の業者・団体が自慢の地場産品や工業製品などを展示・販売する一方、農業祭では新鮮な農産物を直売。ステージイベントやお楽しみ抽選会なども多彩に繰り広げ、一関の商工業、農業を広くアピールする。 産業まつりは、一関地方の優れた物産を展示即売することで、生産者の意識高揚と消費者との交流を図ろうと、商工祭と農業祭を毎年日程をずらして開催している。今年は当初農業祭を26、27日に一関ヒロセユードームと一関遊水地記念緑地公園で予定していたが、ユードームが27日投開票の参院岩手選挙区補欠選挙と衆院選の開票所となるため1週間前倒しし、商工祭と会場・日程を合わせた。 商工祭では市内を中心とした業者・企業が生産、加工、製造した商品を紹介するほか、近隣の宮城県栗原市、登米市や姉妹都市の福島県三春町、和歌山県田辺市、友好都市の宮城県気仙沼市、和歌山県新宮市、交流のある岐阜県大垣市の業者・団体がブースを設けて特産品を販売。大東、一関二、一関学院、千厩、一関修紅各高校の生徒や一関職業訓練協会によるチャレンジショップも出店する。 ステージイベントは、初日が愛心幼稚園の園児によるダンス、2日目は一関祝い餅つき振舞(ふるまい)隊によるパフォーマンスや講談を予定。2日間通じて一関初登場の動く絵体験ブース「おえかきパラダイス」、警察官の隊服着用体験、謎解きイベント、国際ワークショップなどが行われる。 農業祭では農産物直売コーナー、PRコーナーとして新規就農ガイダンスや林業コーナーを開設。いわて南牛まつりとして精肉販売やサイコロ焼き販売も行われる。 恒例のお楽しみ抽選会は、500円分の買い物をすると1枚配られる補助券5枚で1回抽選でき、最高賞には一関温泉郷の宿泊券が用意された。 開催時間は19日が午前9時30分~午後4時、20日は同3時まで。両日とも一関市役所と大町を結ぶシャトルバスが運行される。