2玉で20万円! 能登半島地震の復興願い「福幸」と名づけたスイカが初競り
石川県内最大の産地・金沢市で、7日朝スイカの初競りが行われ、落札額の全額が能登半島地震の被災地に贈られる「福幸(ふっこう)」の文字が入ったスイカも競り落とされました。 【写真を見る】2玉で20万円! 能登半島地震の復興願い「福幸」と名づけたスイカが初競り 金沢市中央卸売市場では6日に初出荷を迎えた「金沢すいか」の初競りが開かれました。 今シーズンの目玉は限定2玉で1セットの「福幸スイカ」で、地震で被災した能登へ「復興」の思いを込めて作られ、全額が能登の復興に役立てられます。 「金沢すいか」のこれまでの最高額は2022年のプレミアムについた15万円ですが、競りでかかった声は20万円! これまでの最高額を5万円上回る値がつきました。競り落としたのはスーパーマーケットのバローです。 バロー果物チーフバイヤー・柴田一人さん「価格は高いがそれ以上に生産者の思いなどが沢山つまっているので、ずっしりと重いすいかだとおもって大事に販売したい」 競り落とされた「福幸」スイカはバロー大桑店で9日まで展示され、その後希望するお客さんに販売される予定です。
北陸放送