戸越銀座駅前に立ち食いそば「でん」 もつ焼き店の新業態、佐渡の食材使う
「立喰(たちぐ)いそば でん」(品川区平塚1、TEL 03-6426-6146)が11月11日、戸越銀座駅前にオープンした。運営は社田(千代田区)。(品川経済新聞) 【写真】「立喰いそば でん」の店内 都内を中心に「もつ焼き でん」を7店舗運営する同社の新業態。「蒲田羽根つき餃子歓迎(ギョーザホアンヨン)」跡を改装して営業する。店舗面積は約7坪。立食のみで、約8人分のスペースを用意する。 ラウドロックやヘビーメタルなどの音楽が好きな社長の内田克彦さんは「自分にとって、もつ焼きは好きな音楽のように『かっこいい』と感じるもの。良いライブを見ると気分が盛り上がり、自分がもつを焼き上げる光景が自然に頭に浮かぶほど。立ち食いそばも、味や安さはもちろん、余計なことを言わない店の雰囲気もかっこいいと感じる飲食業態なので、以前から出店したいと思っていた」と話す。 内田さんの出身地・佐渡島(新潟県)の食材を積極的に使う。そばつゆには、佐渡産のアゴ(トビウオ)、カツオ、サバ、煮干しを合わせただしを使う。トッピングの食材は、佐渡産の岩ノリ、ワカメ、山菜などを季節によって仕入れる予定だという。 メニューは、牛モツ入りの「丸チョウそば」(880円)をはじめ、「ゲソ天そば」(650円)、「かき揚げそば」、線状にスライスして揚げたジャガイモをのせた「カリカリポテトそば」、海藻の天ぷらをのせた「ながも天そば」、揚げたニンニクをのせて油を回しかけた「にんにく油そば」(以上550円)など約20種類。日替わりそばや、「ボリュームが欲しい人向けに考案した」という揚げおにぎりをトッピングした「米揚天そば」(630円)も用意する。 内田さんは、「駅から近く立ち寄りやすい立地なので、出勤前などにも通ってもらえる店になれば。今後は、国内を中心に多店舗展開を考えている」と意気込む。 営業時間は7時30分~21時30分(土曜・日曜・祝日は11時~19時)。
みんなの経済新聞ネットワーク