赤字経営が続く新潟県立病院…病院の機能集約進める県 2病院の病床削減して収支改善へ「医療関係者の声を聞いて進めていく」
新潟県は20日、下越地域の病院関係者などに対し、2つの県立病院の病床を来年3月末に削減する方針を示しました。 【関連】どうなる病院経営…JA新潟厚生連・村上総合病院で“分娩休止”へ 少子化加速に懸念 市民からも不安の声「地元からなくなるのは困る」 20日、胎内市で下越地域医療構想調整会議が開かれ、下越地域の病院関係者などが出席しました。 県立病院の赤字経営が続く中、病院の機能の集約を進めている県。 20日の会議では、新発田市のリウマチセンターの病棟を来年3月末に廃止するほか、村上市の坂町病院の病床を来年3月末に48床削減する方針が示されました。 【県病院局経営企画課 田中秀明課長】 「今後も医療関係者を含めた声を聞きながらちゃんと反映できるような形で進めて参りたい」 県は来年4月に病床機能を変更する方針で収支改善を図っていく考えです。
NST新潟総合テレビ