“オウム真理教”後継団体・山田らの集団 立ち入り検査 公安調査庁
オウム真理教の後継団体、通称「山田らの集団」の実態を調べるため公安調査庁が9日、金沢市昌永町にある施設へ立ち入り検査に入っています。 【写真を見る】「山田らの集団」に立ち入り検査に入る調査官 記者リポート「今調査の再開のため6人ほどの調査員が建物に入ろうとしています」 立ち入り検査は午前8時過ぎから始まり調査官9人が施設の中や外で「山田らの集団」の活動実態について調べています。 「山田らの集団」は金沢と東京の2つの施設で活動していて、施設内からはこれまでにオウム真理教の元代表、麻原彰晃元死刑囚の写真や教材が確認され、今なお絶対的な信仰が続いているとみられています。 ■住民「一切風化させようと思ってない、今後も監視続ける」 地元住民らで作る対策協議会のメンバーも立ち入り検査の様子を見守りました。 金沢オウム真理教対策協議会・畠善昭 会長 「安全が担保されて初めて安心な町ができる。一切風化させようとは思っていないので何があっても今後監視はやっていく」 立ち入り検査は地元住民らで作るオウム真理教対策協議会のメンバーも見守り今も続いています。金沢市の施設への検査は2023年7月以来およそ1年半ぶり29回目となります。
北陸放送