ドジャース18年ぶりの“記録”達成に現地記者も思わず反応 2006年以来の珍事に「マジか？」「私は1歳ぐらいだった」
ドジャースの大谷翔平が現地時間4月29日（日本時間30日）、チェイス・フィールドで行われたダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で出場し、4打数2安打1打点で5試合ぶりのマルチ安打をマークした。 【動画】あわや投手に直撃！大谷翔平の164キロの一打は強烈ライナー この試合はドジャースが8-4で勝利したが、18年ぶりとなる珍しい記録が生まれた。現地メディア『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者は自身のXで「ドジャースが1試合で一度も三振を奪われなかったのは18年ぶりだ」と投稿した。 さらに、全米野球記者協会員のエリック・スティーブン記者も自身のXで「もしも気になっているなら、ドジャースの打者が1試合で一度も三振にならなかったのは、2006年8月28日が最後だ」と伝えている。 ドジャースはこの日、10安打8得点で快勝したが、全打者の合計44打席で誰も三振を喫しなかったというまさに“珍記録”となった。 ファンもこれに反応し「マジか？今夜のダイヤモンドバックス投手陣は決して良くはなかったけど、ドジャース打線は上向きかもしれない」「私は1歳ぐらいだった」など、歴史的な試合に驚きの声が上がっていた。 そんな試合に花を添えたのが、大谷だ。初回の第1打席で一死から、ダイヤモンドバックス右腕のトミー・ヘンリーの7球目のカーブを捉えると、打球速度102マイル（約164キロ）の強烈なライナーが相手投手へ向かって一直線。あわや直撃かというような強烈なライナーで中堅への安打とした。 8回の第5打席は無死一・二塁のチャンスの場面で巡って来た。打球速度107.7マイル（約173キロ）の一撃は左前へ弾む適時打となった。大谷は第2打席で一死満塁という好機で二ゴロ併殺打に倒れたため、名誉挽回の一打となった。 ドジャースは昨年プレーオフの地区シリーズでダイヤモンドバックスと対戦して敗れた。今季は大谷や山本由伸も加入して臨戦態勢が整っている。嫌なイメージを覆すような記録も打ち立て、今季のドジャースは4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を目指す。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
