14歳で妊娠 交際相手は「LINEで『逃げます』と…」22歳のシングルマザー 息子は6歳でこの春小学生に
幸希くんが遊んでいるゲームも。 (横井桃花さん) 「このゲーム機ももらい物。こんな高級な物、私買えない」 ■「隠さなきゃいけない、隠れなきゃいけない存在なのか…」 そして、常に傷つけられてきたのが、「若いシングルマザー」への偏見です。 中学校卒業後、出産の報告で先生を訪ねたところ、現役の生徒から隠すように部屋に入れられ、早く自宅に帰るよう促されたといいます。 (横井桃花さん) 「隠さなきゃいけない、隠れなきゃいけない存在なのかなと。周りからの目や偏見、厳しい視線を浴びせられる」 卒業後、すぐに働かなければならなくなった横井さん。何社も面接を受け、やっと就職できた会社でも… (横井桃花さん) 「いじめを受けたり、シフトを削られたり…」 働く上で差別を受けていたという横井さんですが、3月から、お兄さんのヘッドスパの店で働くことに。 (兄 名波大知さん 29歳) 「兄としてやってあげられることは、仕事を用意することくらいしか。本部の社長からも(横井さんが)『ものすごく優秀だ』という言葉をもらっている」 (横井桃花さん) 「写真だよ、写真撮ろう。行こう」 撮影中もわんぱくな幸希くん。 (横井桃花さん) 「お姉さん見て。違う、上らないの。ここにいなきゃいけないの」 (横井桃花さん) 「(周囲からの)若いからという偏見があるので、余計に『言うときは言う』というメリハリをつけるようにしている」 4月からいよいよ小学生…リボンをつけてランドセルを背負って、記念撮影です。 (横井桃花さん) 「もう小学生なんだって、実感がふつふつと沸いてきて、寂しい反面、うれしいで複雑な気持ち。小学校生活は自分のやりたいことをやってほしい」 記念写真もけっして安くはありませんが、幸希くんに関わることはお金を惜しまないと決めています。 (横井桃花さん) 「幸希がいなかったら、自分一人で生きていけない。本当に宝物」 (幸希くん 6歳) Qお母さんのこと好き?どのくらい好き? 「もっともっともっと」
CBCテレビ
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