地方で全く消耗していないイケハヤ氏「NFTに1億円投資しました」日本のコンテンツとの相性抜群!…海外では日本の200~300倍の市場規模
少しずつ注目が高まっている「NFT(Non-Fungible Token)」。デジタル上のデータが“唯一無二”のものであることを示すことができるNFTの魅力に、日本でいち早く気付いたのがインフルエンサーのイケハヤ氏だ。みんかぶプレミアム特集「至上のアート」第一回は、NFTの魅力や可能性について、イケハヤ氏に伺った。
海外では日本の200~300倍の市場規模
僕自身がNFT取引を始めたのは2018年、NFTがまだ出始めのころです。もともとその前年にビットコイン投資を始め、「インターネット以来の革命」とも呼ばれるブロックチェーンに大きな可能性を感じていました。その流れで、ブロックチェーン上で発行・取引されるNFTについても興味を持ったのです。 NFTが出てきた当初は、「ゲームアイテムをNFT化する」領域に注目が集まっていました。要はオンラインゲームなどのキャラクターや武器をNFT化し、売買を行うということですね。NFTにすることで、そのキャラクターや武器は“世の中に一つだけ”のものになる。これは面白いと思い、僕も実際に買ってみました。 ただ僕としては、もっと爆発的に普及していくだろうと考えていましたが、なかなか読み通りにはいきませんでした。結局2018年は相場の悪さなども影響して盛り上がらず、ようやく2021年になり、海外においてゲーム以上にアートの文脈で注目されるようになりました。 日本でも同じような流れで少しずつNFTが広がりつつありますが、海外との市場規模の差は大きなものがあります。単純な比較は難しいですが、100倍以上の差は優にあるでしょうし、体感としては200~300倍くらいの差があるように感じています。
1億円分のNFTを購入
日本でNFT取引をやっている人たちの層は、30~40代がボリュームゾーンだと思います。8割くらいはこの年代の人たちではないでしょうか。さまざまなリテラシーも必要になりますし、投資全般に言えることですが、やはりそもそもの元手がないとなかなか難しい。そのため、若い人たちはあまりいないですね。 日本でNFTが広がらない理由はいくつか挙げられると思います。まずは税制の煩雑さと税率の高さ。利益は所得税として扱われるため、所得に応じて税率が変わりますし、別途住民税もかかります。個人で納税しようとするとかなりハードルが高いんです。 あとはやはり、NFTのような新しいものに対して投資をしようとしない日本人のメンタリティも影響しているでしょう。新NISAのおかげでようやく少しずつ変わってきたとはいえ、それでもまだ「投資なんて大丈夫なの?」と考える人は多いですよね。投資をしている人の数がそれほど多いとはいえない中、NFTを選ぶ人がさらに少なくなるのは当然の話です。 それでも、投資としてのNFTは、かなりの可能性を秘めていると確信しています。僕としても、海外のNFTに約5000万円、日本国内のNFTにも5000万円ほど投資しています。海外作品では、最も古いNFTアートである「CryptoPunks」のNFT一つだけで3000万円。海外では僕以上に投資している人もいますが、日本国内でこれほどNFTに投資している人はほかにいないはずです。
イケダハヤト
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