MLB1年目で12勝を挙げ、ナ・リーグ新人王投票で2位に入った千賀。2年目の活躍も期待される。(C)Getty Images

　MLB2年目を迎えるニューヨーク・メッツの千賀滉大に特大の期待が集まっている。米メディア『FanSided』は2月5日、「24年にメッツを引っ張る選手」という記事を出し、そのトップに千賀を選出した。 【動画】ゴーストフォークで三振を奪う千賀滉大の“ピッチング・ハイライト”をチェック！ 「23年シーズンの不甲斐ないメッツにおいて、ポジティブな点をひとつ挙げるとするなら、千賀滉大の大活躍だ。ゴーストフォークを武器にニューヨークを席巻し、ナ・リーグ新人王投票で2位に輝いた。彼との契約は大成功だった」 　23年の千賀は29試合に登板。166.1回を投げて、12勝（7敗）、防御率2.98、202奪三振を記録。MLB1年目で活躍した日本人右腕について、「素晴らしいルーキーシーズンを終え、いまや疑いのない不動のエースとなった千賀への期待は、果てしなく大きい」と絶賛している。 　さらに、「24年にMLBの各打者が千賀の球を打てるようになるのか。彼のゴーストフォークは唯一無二で、リーグ全体を見渡しても打たれにくい球種として認識されている。強いて課題を挙げるなら制球力だろう。それを向上させる余地はあるはずだ。エースとして迎える2年目のシーズンで、難しいとは思うが、防御率3.00を切る成績を残せるだろうか」と課題も併記しながら、さらなる活躍を期待した。 構成●THE DIGEST編集部