【独自】クリスマス目前に“真っ赤”なボディーの車から“白い”服のドロボー なぜ?衣装・帽子・ブーツ…サンタグッズ盗み走り去る 愛知・豊川市
FNNプライムオンライン
クリスマスまで、あと少し。 サンタクロースの帽子をかぶったモアイ像など、クリスマスの装飾に彩られた愛知・豊川市のバーベキュー場に現れたのは、“赤鼻のトナカイ”ではなく、歩道を走る真っ赤なボディーの車。 そして、降りてきたのは“白いひげのサンタ”ではなく、白い服を着た人物。 その正体は、クリスマスの装飾などを盗み取る“サンタグッズ泥棒”でした。 バーベキュー場オーナー: 防犯カメラ見たら、うちのも盗まれてるなってことで気がついた。サンタグッズ。 15日午前9時半ごろ、堂々と歩道を走り、やってきた真っ赤なボディーの車。 白い服の人物が車を降りると、モアイ像の首にかけられていたサンタの帽子をもぎ取ったのです。 そして、車にポイッと投げ入れると、「今度は何を盗もうか…」とでもいうように敷地へ入ろうとした次の瞬間、客がいることに気が付き、驚くような様子でのけぞったのです。 「ここの人?違うの?」と施設のスタッフでないと分かると、お次はクリスマスブーツを盗み、再び車に放り込みました。 帽子とブーツを盗んだ泥棒が次に向かったのは隣のクレープ店。 建物の奥へと向かうと、何やらガサゴソ。 するとその手には、サンタの衣装が握られていたのです。 バーベキュー場オーナー: なんか集めてるんじゃないでしょうか?それかあれですね、サンタ飾ってるのが憎くて取って回ってるのかもしれない。 その後、衣装・帽子・ブーツを積み込み、トナカイではなく車で走り去っていきました。 バーベキュー場オーナー:次何されるんじゃないかという恐怖感が一番強い。 警察は窃盗事件として捜査しています。 ※このニュースの放送翌日・18日午後3時ごろ、盗まれたものの一部を持った男性がバーベキュー場を訪問。 オーナーによりますと、男性は盗んだことを認め、謝罪したうえで、「イベントで使うところがあったから借りて返せばいいや、みたいな勢いで盗んだ」などと説明しました。 さらに、盗んだ衣装に加え、新品の手袋と靴下を着せた自作のサンタクロースの人形をクレープ店のオーナーに渡すと、「来年使ってください」と話したということです。 オーナーは被害届を取り下げ、東海テレビの取材に「被害がエスカレートするのが怖かったので、犯人が謝りに来て一安心です」とコメントしています。
東海テレビ