次回の年金支給は6月14日!厚生年金と国民年金だけで暮らせる人は44%のみ
老後の収入源として、労働収入や資産収入などを得て安定した生活を送っている方もいらっしゃると思います。 【年金カレンダー】次の年金支給日はいつ?”年金だけで生活できている人の割合”などをチェック しかし、老後の収入源は年金のみという方も多く、貯蓄を取り崩しながら生活している方も多いのが現状です。そのため、次の年金支給日を待ちわびているシニア世代は多いことでしょう。 次回の年金支給日は6月14日。今回は、厚生年金と国民年金だけで暮らせる人の割合について見ていきます。 記事の後半では、年金の受給額を増やす方法も紹介しています。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
次の年金支給日は6月14日
年金の支給は、原則として年6回、偶数月の15日に行われます。 15日が土日祝日の場合は、直前の平日に振り込まれます。 2月、4月はすでに支給されており、次回の年金支給日は6月14日(金)です。 ●2024年の年金支給日カレンダー ・2024年2月15日(木) ・2024年4月15日(月) ・2024年6月14日(金) ・2024年8月15日(木) ・2024年10月15日(火) ・2024年12月13日(金)
厚生年金と国民年金の平均受給額
厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」より、厚生年金と国民年金の平均受給額を見てみます。 【男性】 ・厚生年金:16万3875円 ・国民年金:5万8798円 【女性】 ・厚生年金:10万4878円 ・国民年金:5万4426円 【男女計】 ・厚生年金:14万3973円 ・国民年金:5万6316円 厚生年金の平均受給額は14万3973円、国民年金は5万6316円となっています。特に、厚生年金の受給額は個人差が大きく、男女間でも6万円近くの差が見られます。 では、厚生年金と国民年金だけで暮らせる人はどのくらいいるのでしょうか。
厚生年金と国民年金だけで暮らせる人は44%のみ
厚生労働省「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」によると、「公的年金・恩給の総所得に占める割合が100%の世帯」は44%とのことです。 つまり、年金だけで暮らせている世帯は半数以下に留まり、多くの世帯では自らの資産を取り崩しながら生活しているか、他の収入源を確保していることになります。 特に、厚生年金の加入期間が短い(または無い)人など、年金の見込み受給額が少ない世帯では老後対策を行う必要性が高いといえます。 では、年金の受給額を増やすにはどうしたらよいのでしょうか。