子ヤギさんが仲間入り アルプス公園
長野県松本市郊外のアルプス公園の動物園「小鳥と小動物の森」に4日、ヤギ4匹が仲間入りした。地元住民から譲り受けた生後3カ月から2歳までの若いヤギで、長老のヤギたちの中で、駆けたり、草を食べたりして元気に暮らし始めた。 塩尻市片丘でヤギを飼育していた内山勝敏さん(82)が頸椎を損傷し、飼い続けるのが難しくなったことから同園に相談した。住民からの動物の受け入れは基本的にはしていないが、小動物の森のヤギ6匹はすべて13歳以上と平均寿命の15歳に近く、高齢化していたことなどから迎え入れた。 12日は、内山さんがヤギたちに会いにやって来た。2歳のこたろうは内山さんにすぐに気付き、頭をすり寄せて甘えた。ふれあい広場でのんびり暮らすヤギたちに、内山さんは「幸せもんだ。ありがたいね」と笑顔だった。 仲間入りしたヤギの健康診断の結果が分かり次第、ヤギと直接、触れ合える。
市民タイムス