まさかの非情宣告…たった3年で戦力外となったドラ1戦士(3)わずか1試合のマウンドに
プロ野球の世界で長く活躍できるのは、ほんの一握りの選手だけである。たとえ将来有望とされるドラフト1位指名の選手でも、活躍が難しいと判断されてしまえば、若くして戦力外通告を受けることもある。今回は、わずか3年間で戦力外通告を言い渡されたドラ1選手を取り上げる。
竹下真吾
出身:福岡県 投打:左投左打 身長/体重:180cm/82kg 生年月日:1990年10月20日 ドラフト:2014年ドラフト1位 東京ヤクルトスワローズにドラフト1位で入団したものの、わずか1試合の登板でNPBを去った選手が竹下真吾だ。 八幡高校から九州共立大学に進んだ竹下だったが、公式戦での登板機会はほとんど得られないまま社会人野球のヤマハでプレーを継続。 ヤマハでは150km/hに迫る直球を主体に、スカウトからの評価を急上昇させた竹下は、ドラフト1位でヤクルトに入団。かつて高津臣吾が付けていた背番号「22」を背負った。 しかし、ルーキーイヤーは1軍登板なし。二軍でも18.2イニングを投げ与死四球は21と、制球面で大きく苦しんだ。 翌2016年には1軍デビューを果たすも、3イニングを投げきれず4失点。最終的に1軍登板はこの試合のみにとどまった。その後もコントロールが大きな課題となり、プロ3年目の2017年オフに戦力外通告を受けた。
ベースボールチャンネル編集部