大阪・モルモットの赤ちゃん おどおど愛らしい姿が癒しに
大阪・モルモットの赤ちゃん さっそく動物園の人気者に 撮影・編集:柳曽文隆 タイトルコール:岡本ゆか THEPAGE大阪
名前は考え中です──。今年に入り、動物の赤ちゃんの出産ラッシュが続いている大阪府岬町にある「みさき公園」から、新たな赤ちゃん誕生の話題が届いた。今回は、モルモットの赤ちゃんが7月に7匹生まれ、仲良くかたまっている愛らしい姿が来園者の癒しとなっているようだ。 【拡大写真と動画】けものフレンズと昭和感の共存? 女性レポーターが園長に聞く「みさき公園」人気の理由
同園内で実際に動物をさわったりできるスペース「動物ふれあい広場」内に設けられたモルモットの小屋では、実際に手を伸ばしてなでるようにさわることができる。その小屋をのぞくと、赤ちゃんがかたまってエサを食べており、その姿はなんとも愛らしい。 また、暑い日が続いており、冷たい水などが入ったペットボトルが置かれ、そこにかたまる姿に、来園した子どもらからは「赤ちゃんがかわいいよー」という、うれしそうな声も聞かれる。
「まだ名前は決まってないんです」と苦笑するのは、モルモット担当の飼育員、魚井美鈴さん。動物の名前は飼育員さんが名付け親になることが多いそうで、これまで同園で生まれたモルモットにはすべて名前がつけられ写真パネルまで壁にはられ、過去に取材した際、筆者が無造作に「このモルモットはなんて名前?」と指差すと、名付け親である飼育員の女性はすべて即答していたのには驚いた覚えもある。 魚井さんは、この春にモルモット担当になり、今回初めて名付け親になるとか。「決める時は、7匹とも同じ時期に生まれたということがわかるようにしたいですね」と頭を悩ませていた。
同園では6月にカリフォルニアアシカの赤ちゃんが2年ぶりに誕生したのをはじめ、5月にはフラミンゴ、4月にはカワウソの赤ちゃんも5年ぶりに生まれている。モルモットは4、5両月に8匹誕生するなど、動物の出産ラッシュが続いている。