仏、戦闘機の操縦士訓練へ NATOは部隊派遣計画せず
【パリ、ブリュッセル共同】フランスのマクロン大統領は6日、同国テレビ局とのインタビューで、ウクライナにフランス製戦闘機ミラージュ2000を譲渡し、フランスでウクライナ人パイロットを訓練すると明らかにした。新たな軍事協力の一環だとしている。フランスはウクライナでも兵士訓練を実施するため教官派遣の計画を進めているとされる。 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は訪問先のフィンランドで、ウクライナに「NATOが部隊を派遣する計画はない」と述べ、教官派遣計画に反発するロシアとの緊張激化回避を図った。