阪神・才木浩人、米球界志向初表明「28、29歳とかで行けたらベストかな」 1・2億円更改席上で球団に夢伝える
29歳まであと3年。時間はあるようで、ない。夢を実現すべく、来季は投手部門のタイトルを独占してみせる。(三木建次)
★粟井一夫球団社長「ケース・バイ・ケース」
才木の大リーグ挑戦への思いを伝え聞いた粟井一夫球団社長(60)は「夢とか希望はどんどん言ったらいい。夢を持つのは大事なこと」と理解を示した。一方で、ポスティングシステムとFA権を行使しての大リーグ挑戦は違うと強調。「FAは(選手の)権利。ポスティングは基本的には認めないが、ケース・バイ・ケース」と説明し、「お互いが理解し合って初めて成り立つ。今後、時間をかけて話していく」と話すにとどめた。
★虎ポスティング第1号は井川慶
阪神選手のポスティングシステム利用は過去3人。いずれも投手で井川慶が第1号。高卒8年目の2006年オフに、03年の20勝を含む5年連続2桁勝利の実績を引っ提げ、ヤンキースと5年契約を結んだ。藤波晋太郎は高卒10年目の22年オフにアスレチックスに単年契約で移籍した。今オフは大卒9年目の青柳晃洋が米大リーグ挑戦を目指してポスティングシステムを申請、今月4日に受理されている。