中山間地で「スマート農業」が注目 持続可能な農業を目指す新たな取り組み【長野市】
農作業が難しい中山間地で機械を使って作業を補助する「スマート農業」が注目されています。長野市では持続可能な農業を目指す新たな取り組みが紹介されました。 長野市の果物畑に集まったのは県内外からおよそ50人、スマート農業への関心の高さがうかがわれます。 山と市街地に挟まれた中山間地では斜面での農作業が困難なことから平な土地と比べて農産物の収穫量が少ないという課題があります。 そこで役に立つのがこれらの機械です。 ■記者リポート「例えば、こちらのリモコンを使って収穫したものをらくらくと運ぶことが出来ます。」 この運搬機は傾斜のある場所でも重さ100キロまでの農作物を運ぶことができ、軽トラックなどを乗り入れられない狭い場所にも有効です。 少ない労力で収穫量を増やすだけでなく新たな事業への期待が持たれています。 ■ラポーザ荒井克人社長「畑にいろんな方が来て、楽しく過ごしてもらいながら、そこでお金を落としていってもらうような枠組みを作りたい」 長野市では先端技術を使って新たな産業の創出や市民生活の質を向上させようという取り組みを進めていてます。 「スマート農業」の推進も市の取り組みのひとつで、持続可能な農業サービスの普及を目指しています。