関大・金丸夢斗投手は中日が交渉権獲得、DeNA、阪神、巨人監督との抽選で最初に引いた井上新監督が“当たりくじ”を手に
◇24日 プロ野球ドラフト会議 supported by リボビタンD 今年のドラフト会議で最も注目された最速154キロ左腕の関大・金丸夢斗投手(21)の交渉権は一番最初にくじを引いた中日が手にした。中日、DeNA、阪神、巨人の4球団が1位指名し、中日は井上一樹新監督、DeNAは三浦大輔監督、阪神は藤川球児新監督、巨人は阿部慎之助監督とセ・リーグの4監督が一同に集まると、最初に右手でくじを引いていた井上新監督が封筒の中身を見ると、利き腕の左腕で力強くガッツポーズした。 ◆2024年ドラフト 各球団1位指名 金丸は兵庫・神港橘高では甲子園出場なし。3年時は新型コロナウイルス感染拡大の影響で甲子園大会が開催されなかった。関大では通算20勝を挙げるなど3度のリーグ優勝に貢献したが、今秋は、春に腰を痛めた影響で先発登板がなかった。 3月のカーネクスト侍ジャパンシリーズ2024では日本代表に選ばれ、欧州代表との第2戦に先発登板。2イニングを投げ、4三振を奪うなど一人の走者も許さず、無失点に抑えた。 学生生活最後の登板となった22日の関西学生リーグ戦、関学大戦を終えた後の取材では「(希望球団は)特にない。ご縁があった球団に入って尽くそうと思っている」と話し、12球団OKの姿勢を示した。
中日スポーツ