官公庁・自治体への転職に関する調査結果（提供：写真AC）

　転職先として、官公庁や自治体に興味を持っている人はどのくらいいるのか。エン・ジャパン（東京都新宿区）が調査結果を発表し「興味がある」と回答した人は56％で過半数を占めた。興味のある領域・分野では「観光企画・マーケティング」（40％）が1位となった。 【調査結果】官公庁・自治体への転職に興味がある理由 　興味があると回答した人の割合を男女別に見ると、女性（52％）よりも男性（62％）が10ポイント高かった。年代別では、20代が36％、30代が49％、40代以上が67％と、年代が上がるほど興味のある人が増加する傾向が見てとれた。 　転職に興味がある理由の1位は「安定した収入を得たいから」（68％）。2位は「仕事を通じて社会貢献をしたいから」（48％）、3位は「仕事の幅を広げたいから」（28％）が続いた。 　男女別に見ると「安定した収入を得たいから」（男性63％、女性73％） 、「仕事を通じて社会貢献をしたいから」（同53％、43％）、「働きやすい環境で仕事をしたいから」（同20％、34％）で10ポイント以上の差が開いた。 　官公庁・自治体で働く場合に興味がある分野として最も回答が集まったのは「観光企画・マーケティング」（40％）。以下は「地方創生」（35％）、「教育」（33％）が続いた。男性の1位は「地方創生」（42％）で、女性の1位は「観光企画・マーケティング」（43％）だった。 　3658人を対象にインターネットで調査した。期間は7月29日～8月27日。