現新3人の争いの飯田市長選 現職・佐藤健さんが再選果たす 「リニア」見据え環境を軸にした街づくり訴え 駅前広場は開業待たず一部供用の考え
現職と新人の3人の争いになった長野県飯田市の市長選挙は20日に投票が行われ、現職の佐藤健さんが3万票余りを獲得、再選を果たしました。 佐藤さんは57歳。4年間の実績の他、環境を軸に経済や地域の活性化を図ることやリニア中央新幹線の開業前に駅前広場の一部を供用して賑わいを創出することなどを訴え、新人2人の挑戦の退け、2回目の当選を決めました。 再選を果たした佐藤健さん: 「リニアの利用者に降りてもらえる理由がある、ビジネスでも観光でも理由がある街にしていく必要があると思いますので、訴えた観光を軸にした街づくり、産業の活性化をしっかり進めていきたい」 投票率は52.31パーセントで前回を11.86ポイント下回りました。
長野放送
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