【小学生のお小遣い】みんな、いくらあげてますか?お小遣いをあげるメリットも解説
小学生のお子さまをお持ちの方の中には、お小遣いを渡すべきか、渡すとしたらいくらが良いのか悩んだことがある方もいるでしょう。 【写真3枚】お小遣いをもらう小学生の割合は?お小遣いの「頻度」や「金額」を見てみる まわりの親御さんに聞いたりインターネットで調べたりして、適正な金額を検討しているかもしれませんね。 お小遣いはお金の大切さや使い方を知るために大切なものだからこそ、慎重に考えたいものです。 この記事では、小学生の子どもに渡すお小遣いの金額や使いみちなどについて詳しく解説していきます。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
小学生のお小遣いに関する調査の概要
金融広報中央委員会では、学校での金融教育の支援活動の参考とするため、子どものお金にまつわ る日常の生活、お金に関する意識・行動などについて調査を行いました。 【調査概要】 学校数:全国111校 児童数:1万6329人 低学年:4172人 中学年:5200人 高学年:6957人 上記の調査結果を元に、お小遣いをもらっている小学生の割合や、お小遣いをもらう頻度や金額について見ていきましょう。
小学生へのお小遣いに関する実態
金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」では、小学生に渡すお小遣いの実態が見えてきます。 ●小学生の70%以上がお小遣いをもらっている まずは、お小遣いをもらっている小学生がどのくらいいるのかの調査結果から見ていきます。 小学校低学年では72.9%、中学年では73.0%、高学年では73.2%の子どもがお小遣いをもらっています。もらっている相手は親が最も多いですが、祖父母からもらっているケースも多いです。 ●低学年・中学年は「ときどき」、高学年は「月に1回」が多い お小遣いをもらう頻度については、小学校低学年の場合、「ときどき」あげているご家庭が最も多く、半数以上を占めています。欲しいものがあるときや学校行事でがんばったときなど、その都度あげているケースが多いようです。 中学年の場合は、「月に1度」上げるご家庭が増え、約30%となります。しかし、依然として「ときどき」あげるご家庭が最も多く約48%となっています。 お金という概念が芽生えて定着し始める時期なので、毎月決まった金額をあげると喜ぶお子さんも多いでしょう。 高学年になると、「月に1度」あげるご家庭が最も多くなり約45%を占めます。友達と遊んだりクラブ活動で外出したりすることが多くなる時期で、毎月決まったお小遣いをもらえると自分で計画的に使う力が身につくでしょう。 ●金額は学年や頻度によって異なる お小遣いの金額は、子どもの学年や、あげる頻度が「月に1回」か「ときどき」かにより異なります。 「月に1回」あげている場合は、低学年から高学年まで同額で500円が最も多いです。 「ときどき」あげている場合は低学年・中学年では100円が多いですが、高学年になると1000円が最も多くなります。