<プロ野球速報>オリックスの本塁打ゼロ記録を糸井が14試合目に止めた!
開幕以来13試合連続本塁打無しというプロ野球ワースト記録を更新していたオリックスが13日、京セラドームで行われた日ハム戦で、不名誉な記録をとめた。1点を追う5回二死一、二塁で、3番に入っている糸井嘉男(34)が日ハムの先発、中村勝(24)のカーブをとらえ、ライトスタンドに逆転3ランを放った。連続無得点も「28」で止まった。チームは不振のカンフル剤として、投手コーチをベンチとブルペンで配置交換の人事異動を行い、打線も、昨日復帰した安達了一(28)をトップにいれ、新外国人のボクセビック(32)をスタメン復帰させるなど、大きく動かしていた。それらの善後策の効果があったのか、チームの本塁打ゼロを止めた糸井の一発は価値ある本塁打に変わった。 しかし、防御率リーグ最低の投手陣は、そのリードを守れず、佐藤達也(29)が、8回一死一塁から中田翔(26)に同点2ランをレフトスタンドに浴び、ゲームは振り出しに戻り、両軍決め手を欠くまま延長戦に突入した。延長10回二死三塁から2年目の小田裕也(26)が右中間フェンスを直撃するサヨナラ打。オリックスは劇的勝利で連敗を「5」でストップした。