日産自動車が山口県光市および住友三井オートサービスとEVを活用したまちづくりに関する包括連携協定を締結
日産自動車および山口日産自動車は7月12日、山口県光市ならびに住友三井オートサービス(以下SMAS)と、電気自動車(EV)を活用したまちづくりに関する包括連携協定を締結した。
EVの普及促進やEVを活用した環境啓発活動などに取り組むほか、災害発災時には市および販売会社が保有するEVを避難所等の非常用電源として活用
光市は、未来に向けたまちづくりとSDGsを一体的に推進している。「自然敬愛都市宣言」「安全・安心都市宣言」のまちとして、地球環境に負荷の少ないライフスタイルの普及や、市民、事業者、行政が連携した環境保全活動等を推進、省エネ設備やEVの普及促進など地球温暖化に配慮したまちづくりとともに、多発・激甚化する災害への備えを強化し、災害に強い都市づくりを進めている。このほか、持続可能で利便性の高い公共交通ネットワークの構築など、市だけでは解決が困難な地域課題に対し、企業とのパートナーシップのもと取り組んでいる。 SMASはクルマ社会の発展と地球環境の向上に貢献するべく、目指す姿として「サステナブルな社会に向けたモビリティプラットフォーマー」を掲げている。ヒト・モノの移動に関わるあらゆるニーズに応える「総合モビリティサービス」を通じて、サステナブルな未来を創造している。 日産自動車は、これまで培ってきたEVに関するノウハウやネットワークを活かし、エネルギーマネジメント、サーキュラーエコノミー、サステナブルツーリズム、地域交通、次世代教育を通じ、脱炭素化、強靭化(災害対策)の実現により社会変革を促す、日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を国内の販売会社とともに推進。EVの普及によるゼロ・エミッション社会構築を目指し、SDGsの達成や地域社会の発展に貢献するため、全国の自治体や企業と連携している。 このたび、EVを活用した脱炭素化と災害に強いまちづくりに向け各社が互いの取り組みに賛同し、同協定の締結を行なう運びとなった。連携項目と取り組み内容は以下のとおり。 光市、SMAS、日産自動車および山口日産自動車は、EVの積極的な活用により脱炭素社会を推進し、環境・防災対策等、同協定締結に基づく様々な取り組みを行なう。そして今後も、脱炭素社会の実現、ゼロ・エミッション社会の先にある、美しい自然環境の保全、クリーンで住みやすい持続可能なまちづくりに向け共創していく。
MotorFan編集部
