『北斗の拳』に登場する自己犠牲キャラ4選! 自らを犠牲にして大切なものを守る男たち
シャチ
物語の後半でもケンシロウを守るために自らの目を犠牲にしたキャラクターが登場します。ラオウを倒したケンシロウがたどり着いた修羅の国で、羅刹と恐れられた「シャチ」がその人です。修羅の国の第一の羅将であるカイオウと対戦し、敗北したケンシロウをシャチは身を挺して守ります。そしてケンシロウを背負って逃げるシャチは、その道中で出会ったヒョウに見逃してもらうために、自らの片方の目をくりぬき差しだすのでした。
ファルコ
ここまで取り上げた3人は、ケンシロウを救うために自分を犠牲にしたキャラクターでしたが、元斗皇拳伝承者のファルコは別の存在を守るために自分を犠牲にしています。 彼はかつて天帝の村をラオウが訪れた際、ラオウから「戦うか退くかどちらか選べい!!」と迫られます。ファルコはもし自分が戦えばラオウと相討ちになり、結果、ラオウの配下によって村人が殺されると考えました。そして右足を自ら切断して、村を素通りするよう要求するのでした。 ◇ ◇ 4人のような生き方を選ぶのは困難だと思いますが、せめて自らの利益を優先して他人の足を引っ張るようなことは避けたいです。改めて『北斗の拳』を読んで、かっこいい生き方に触れてみてはいかがでしょうか。 (海川 まこと/漫画収集家)
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