小泉今日子 楳図かずおさんにまつわる思い出 「まことちゃん」が好きすぎて「自然に」買った物に母が激怒
女優の小泉今日子(58)が23日深夜放送のJ-WAVE「TOKYO M.A.A.D SPIN」(土曜深夜1・00)に出演。10月28日に88歳で死去した漫画、芸術界の巨匠・楳図かずおさんにまつわる思い出を明かした。 【写真あり】本木雅弘 “元恋人”と主演映画「海の沈黙」ヒット祈願 東京タワー・イルミネーション点灯式 小泉は楳図さんは素敵な人だったと言われると「そうですよねえ」としみじみ。「あんな感じなのに、ああいう『おろち』とかね、ああいう発想が頭の中にあるんだと思うと凄く面白い人でした」と名作恐怖漫画の名前を挙げてしのんだ。 その一方で「まことちゃん」といった名作ギャグ漫画も描いていたとの話になり「そうなのよ。それがこう同時に頭の中にあるって凄い世界を持ってるよね」と感嘆。 作詞家としても凄いとの話から「SNSで流れて来たんだけど、(マイケル・ジャクソンの楽曲)『スリラー』のパロディみたいなのを」「表現力が凄く良くて。ちょっと当時も見た気がしたけど、久しぶりにSNSで流れて来て、もう最高って思って」と小泉。踊りが「凄いの、表情とかも凄くて。本当に素敵な人でしたねえ」とうっとりと話した。 人間的にも優しい人だったと振られると「ねえ、私もそう思ってる」と同調。自身の幼少期にはいとこたちとお泊り会をしたと言い、「恐怖漫画がはやってた時期で。楳図さんの本もあって、それをみんなで読んで、夜中怖がって一人でトイレ行けないとかなったりしてる頃から楳図さんの漫画読んでて。中学生くらいの時に『まことちゃん』が始まって。『まことちゃん』大好きで」と回顧した。 「まことちゃん」が好きすぎて「猫の名前とかまことちゃんちと同じ名前にしたり」したことも。ご飯茶わんを新調した際には自身が新しい物を買って来たというが「お茶わんの底にうんちの絵が描いてあるやつを、私はまことちゃんが大好きだから自然に買っちゃったんだけど、凄いお母さんに怒られて。“あたし、このお茶碗には絶対ご飯をよそったりしないわ!”って凄く怒られて」と苦笑した。 「でもほら、本物じゃないし、絵だからとか思ったんだけど。凄い気に入ってたのに一度もご飯をついでもらえませんでした。お部屋の物入れになりました」と懐かしんだ。