チャールズ国王ほか、パワハラやモラハラで嫌われている世界の男性ロイヤルメンバーたち
日本では、日々女性蔑視&人種差別発言を繰り返して周りを不快にしている嫌われおじさんたちが「老害」事例として報告されている。実はロイヤル界も同じ。セクハラ&パワハラ行為や平等意識に欠けるコメントを繰り返しては世間に嫌われ、家庭内&職場内でデリカシーに欠ける言動を積み重ねてはパートナーや部下に愛想を尽かされているシニア男性たちも少なくない。イギリスのチャールズ国王もその気配が濃厚な1人。そこで今回はチャールズ誕生日(11月14日)を記念して、世界の嫌われロイヤルたちをフューチャー。 【写真】チャールズ国王がパパの表情を見せたレアなスナップ集
チャールズ国王
30代、40代でも、ハラスメント発言や理不尽な行動を見せ始める人がいる。チャールズ国王はその先駆けだった可能性が大。若い頃から無神経な発言をちょいちょい繰り返し、それが発覚しては国民から不興を買っていた。例えばヘンリー王子の洗礼式。ダイアナ元妃の母に向かって「私たちは娘が欲しかったのでとても残念」と発言したことは有名である。元妃もその場にいたのだから無神経極まりない。また元妃と婚約していた頃、彼女のウェスト周りに手を当てて「ぽっちゃりしているね」と言ったことも。元妃はこれをきっかけで過食症を発症したと告白している。
公の場でもやらかしている。2018年、コモンウェルスのイベントで有色人種の女性に「どこからきたの?」と質問。女性が「イギリスのマンチェスターです」と答えると国王は「そうは見えないね!」と返して声を上げて笑ったことが報じられた。本人はジョークのつもりだったかもしれないけれど、もちろんアウト。人種差別だと批判を浴びた。どこで言っても問題だけれど、よりによって多様なカルチャーを包括しているはずのコモンウェルスのイベントでこのジョークが出てきてしまうあたり、意識はカチカチ、判断力はユルユルである。
アンドルー王子
嫌われているシニア男性と言ったら、チャールズ国王の弟、アンドルー王子を忘れてはならない。かつては豪快な性格と派手目なルックスで人気ロイヤルの1人だった王子が嫌われ者に転じた理由は性的スキャンダル。性犯罪者の実業家ジェフリー・エプスタインから紹介された当時未成年だった女性と性的関係を持った疑惑で、女性たちからの支持率はガタ落ちに。