「コンビニ弁当」をコンビニで温めたら、電子レンジにかかる電気代をどれだけ浮かせられる?
コンビニでお弁当を購入した際に、そこで温めてもらうこともできますが、そのまま家に持ち帰り、自宅の電子レンジで温める方もいらっしゃるでしょう。しかし、すぐにお弁当を食べる場合は、コンビニで温めてもらえば、電子レンジにかかる電気代を節約できます。 そこで今回は、お弁当を温める際にかかる電気代を解説します。コンビニで温めてもらったら、月にいくら節約できるのかを見てみましょう。
電子レンジにかかる電気代
電子レンジには、およそ1.4キロワットの消費電力がかかります。なお電子レンジでは、500ワットや600ワットなどの出力を手動で選べますが、消費電力量には影響しないことがほとんどです。 電子レンジの電気代を求めるには、以下の計算式を使用します。 消費電力(キロワット)×時間×電気代単価(30円/キロワットアワーで計算) 1.4キロワットの電子レンジで1分加熱した場合の電気代は、0.7円です。
コンビニのお弁当を電子レンジで温めた際の電気代
電子レンジにかかる電気代が分かったところで、実際にコンビニのお弁当を温める際の電気代を計算してみましょう。 お弁当の種類によって、必要な加熱時間は異なります。HITACHIによると、お弁当1個当たりの加熱時間の目安は約1分30秒とのことです。上記の時間を電子レンジで温めた場合、かかる電気代は1回1.05円です。 毎日1食、コンビニのお弁当を食べたと仮定すると、1ヶ月で約32円の電気代がかかります。お弁当を食べる回数が増えれば、その分、電気代も高くなります。 ただし、お弁当によって推奨されている加熱時間は変わりますので、パッケージの表示を確認してください。
電子レンジの電気代を節約する方法
電子レンジにかかる電気代は、短時間であれば、1回約1円の場合が多いでしょう。ただし加熱時間や加熱する商品によって、電気代に違いが生じます。ここでは、電子レンジにかかる電気代を、少しでも節約するためのポイントをご紹介します。 ●食品を中央に置く ●冷凍してあるものは前もって自然解凍しておく ●電子レンジ内を清潔に保つ ●複数の商品を温める場合には間隔を空ける ●一度に多くの商品を温めない 上記のポイントを意識することで、温めのムラが減り、加熱時間の短縮につながります。一つのものを温める場合には電子レンジの中心に、複数ある場合には等間隔に置くことで、効率よく加熱できます。 また、冷凍されている食材を調理する場合には、あらかじめ解凍しておくことで加熱時間が短縮できて、電気代の節約が期待できます。ただし、冷凍食品などの冷凍したまま温める商品に関しては、パッケージに記載されている加熱方法に従いましょう。
コンビニでお弁当を温めてもらうと月に30円ほどの電気代を節約できる
コンビニでお弁当を購入した際は、温めまでお願いすることで、月に約30円の電気代(1日1回食べた場合)を節約できます。お弁当を加熱する頻度が増えるほど、よりお得です。 お弁当以外にも、今回ご紹介したポイントを意識して、電子レンジにかかる電気代を賢く節約しましょう。 出典 東京電力エナジーパートナー株式会社 従量電灯B・C 従量電灯B 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 HITACHI コンビニ弁当の上手なあたためかた 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部