【ONE】野杁正明、初勝利へ決意!「70kgで世界に通用する姿をお見せします」【インタビュー】
現地時間12月20日にタイ・ルンピニースタジアムで行われる格闘技『ONE Friday Fights 92』に、日本人ファイターの野杁正明、KANA、吉成士門の3人が参戦する。ORICON NEWSはバンコクに飛び、今年を締めくくる日本人の熱き戦いを現地からレポートする(大会はU-NEXT会員は見放題生配信)。 【動画】野杁正明、“タイの強豪”シッティチャイにリベンジを誓う「ONEのベルトが必要」“盟友”武尊の存在を語る【ONE】 大会2日前のメディアデーには、3人の個別インタビューを実施。ラストの3番手は6月に続いて2度目の参戦で初勝利を目指す野杁正明。前回の敗戦を糧にさらなる強化に取り組み、「TEAM VASILEUS」の2024年最後の戦いに白星を添える。 ――今回の試合に向けて、どんなスケジュールで動かれていますか? 【野杁】昨日の火曜日にタイに入りました。昨日は1日ゆっくりして、今日はメディアの取材デー、明日の木曜日が計量、そして金曜日が試合。タイは日本に比べてけっこう暑いですけど、特に体調を崩すこともなく順調にいつも通りな感じです。 ――タイで試合を行うメリットやデメリットは感じますか? 【野杁】特に感じていないし、どこで試合をしても変わらないと思っています。日本の大会で外国人選手が戦う時も大変だと思うので、その環境でベストを尽くすだけです。 ――ONEのハイドレーションテストは2回目ですが、体重を減らすだけの減量とは調整方法は変わりますか? 【野杁】昔のように短期間で一気に体重を落としていましたが、ONEに来てからは時間をかけて少しずつ体重を落とすようにしていて、この方法が自分には合っていると感じています。体の仕上がりも良いですし、最後まで動ける体に仕上げられるので、難しさはありますが、良い形で挑めると思っています。 ――今回の対戦相手のリウ・メンヤン選手の印象は? 【野杁】THE中国人ファイターという感じで、オールラウンドでバランスよくなんでもできるという印象です。特に突出した強みや危ない攻撃はないものの、全体的に堅実で頑丈な選手。そんな相手にはしっかりと自分の強みを生かして戦いたいと思います。 ――ONEで2戦目となりますが、以前のK-1時代と比べて新しい気持ちはありますか? 【野杁】僕はK-1時代から「とにかく強い選手と戦いたい」と言っていても、なかなか満足のいく対戦相手に恵まれませんでした。ONEは本当の強豪がそろっていて、ここでフェザー級(70キロ)の新たな挑戦を求めて来ました。今回の対戦相手はONE初参戦の選手ですが、次にランキングに入っている選手と戦うためにも内容と結果でしっかり証明する必要があります。今はもうワクワクしかないですね。 ――前回の試合で敗れたシッティチャイ選手はフェザー級ランキング3位ですが、手応えは感じましたか? 【野杁】非常にうまく戦われたなっていう印象ですが、次にやっても勝てないということはなくて、100%勝つ自信はあります。