松本不在の『キングオブコント』審査に吹き荒れる “異議” 申し立て「山内、秋山いる意味ある?」「飯塚は正当な評価を」
日本一のコント師を決めるべく、史上最多3139組がエントリーした今年の『キングオブコント2024』(TBS系)。10月12日に開催された決勝では、ファイナリスト10組がガチのコントバトルを繰り広げ、5回めの挑戦でラブレターズが栄冠をつかんだ。 【写真アリ】「振れ幅大きすぎ」と批判された東京03の飯塚悟志 大会のルールは、ファーストステージとファイナルステージの点数を合計し、最も高い組が王者になるというもの。松本人志不在の今大会で注目を集めたのが、審査員たちの採点内容だ。今年の審査員は、昨年と同じく、東京03飯塚悟志、バイきんぐ小峠英二、ロバート秋山竜次、かまいたち山内健司、そして新たにシソンヌじろうが名を連ねた。 「ファーストステージでは、1位通過したファイヤーサンダーが476点、ロングコートダディとラブレターズはともに475点の同率2位という僅差で、この3組が競うファイナルステージへ。 ファイナルでは、ラブレターズが472点、ロングコートダディ471点、ファイヤーサンダー469点。これにより、計947点のラブレターズが優勝となりました。2位のロングコートダディは946点、3位のファーストサンダーは945点に終わっています。 この採点結果を見て、1点きざみの “実力伯仲” とする意見もある一方、採点の振れ幅があまりにも狭すぎた印象だったことから、ネットで物議をかもしているんです」(お笑いライター) その “振れ幅の少ない” 傾向が顕著だったのは、ファーストステージだ。採点の内訳を見ると、かまいたち山内は上位3組すべてに95点。ロバート秋山も3組すべてに94点だ。シソンヌじろうはロングコートダディに96点つけ、他2組は95点。バイきんぐ小峠はラブレターズに96点で、他2組は94点。東京03飯塚のみ点数に差をつけており、ファイヤーサンダー98点、ロングコートダディ96点、ラブレターズ95点という結果だった。 「特に、3組に同じ点数をつけた山内、秋山の2人には『審査する意味がない』と批判が集中しています。さらに、採点にばらつきがある飯塚さんが逆に悪目立ちしたのか、『自分の選り好みで点数をつけ、正当に評価していない』とする批判が一部で散見されました」(同前) Xでは、同大会の審査をめぐって、さまざまな “異議” が申し立てられている。 《飯塚さんの点数の振れ幅すごいのかと思ったら他の人らが点数同じにしてただけだった 審査員5人でこれだけ同じ点数つけるならそりゃ1人の審査で決まっちゃうよな 》 《松ちゃん不在で緊張感なくなって勇気ある点数つけた飯塚さんが叩かれて、1stステージは歴代最高に盛り上がっても最終決戦でそのツケを払わされる感じ、やっぱりお笑い賞レースにはこの人必要なんだなって思った》 《癖のある審査員、振り幅大きい審査員、無難な審査員とどんなタイプの審査員がいてもその全員から高得点貰えるから優勝したコンビは優勝できたわけで 「飯塚の点数低かったコンビ可哀想」じゃなくて「飯塚の点数も高いコンビ凄い」が正解》 “松本待望論” まで飛び交う結果となったキングオブコントだが、12月に開催される『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)では、みなが納得する採点となるのか注目したい。