【宝塚記念】ブローザホーンが大外一気の差し切りV! 菅原明は6年目でGⅠ初制覇「感謝でいっぱい」
[GⅠ宝塚記念=2024年6月23日(日曜)3歳上、京都競馬場・芝外2200メートル] 【写真】泥まみれ!雨中決戦を制したブローザホーン菅原明 23日、京都競馬場で行われた上半期を締めくくるGⅠ宝塚記念(芝外2200メートル)は3番人気ブローザホーン(牡5・吉岡)が差し切りでGⅠ初勝利を挙げた。勝ち時計2分12秒0(重)。また、鞍上・菅原明、管理する吉岡辰也調教師にとってもうれしい初GⅠタイトルとなった。 道中は後方2番手を追走。「思ったより後ろだな」と菅原明のイメージよりもポジショニングは後方となったが、慌てることなく少しずつ進出しながら勝負どころへ。大外を回って外ラチ近くに進路を取ると力強く脚を延ばして先行集団をのみ込んだ。 泥だらけの勝負服の菅原明は初のビッグタイトルに「ものすごくうれしいです」と第一声。「重い馬場は苦にしないタイプ。向正面で少し位置を上げていいところで競馬できた。4角でも余裕があったし、追えば伸びるかなという手応え、強かったですね」と笑顔で振り返った。 「今年中に勝ちたいと思っていた」というGⅠジョッキーの座を手にした若武者は「(デビュー6年間は)アッという間。この馬と一緒に成長していきたい」とさらなる飛躍を誓っていた。
東スポ競馬編集部