野田秀樹、舞台「正三角関係」ロンドン公演を報告
劇作家で演出家、俳優の野田秀樹（68）が12日、東京都内でNODA・MAPロンドン公演「正三角関係」の報告会を開いた。 同作は、1945年8月の長崎を舞台に嵐の松本潤（41）、長澤まさみ（37）、永山瑛太（41）演じる花火師一家の三兄弟を描く群像劇。7月の東京公演を皮切りに北九州、大阪、10月31日から英ロンドン・サドラーズ・ウェルズ劇場（4公演）で上演され、今月2日に大千秋楽を迎えた。 現地の映像や現地の記者らの評価が書かれた資料を配り、「大盛況で大好評でありました。満員御礼でした」と報告。「カーテンコールのときの携帯電話のカメラは驚きました」と明かした。 NODA・MAP初参加で13年ぶりの舞台になった松潤の起用について「いつも長年、ワークショップをやったりするのを見て、今回は松本と仕事をしたいと思った」と説明。「彼で人を呼ぼうとか思ったわけでなく結果的にそうなってしまった。ちょっと私はあなどっていた、彼の人気を」と話した。 「これが60代最後、次が70代最初の作品になると思う」とユーモラスに話し、今後については再来年春に新作を予定しているといい「海外に行きたい」などと語った。
