小さな家の庭に「サウナ小屋」をつくったら最高の週末に。費用290万、楽しみ方は?
サウナを設置して自宅でリフレッシュ。そんな夢を実現した日刊住まいライターの事例を紹介します。自宅庭への設置は1日で完了。熱源はガスを使うため、電気の契約アンペアもそのまま。好きな音楽をかけながら、自分好みの香りのロウリュまで満喫しています。工事の内容やかかった費用を公開。意外と難易度は高くない!?
サウナ好きが高じで、自宅の庭にサウナを設置
筆者は、2017年に地元工務店で注文住宅を建てました。延床面積27坪ほどのコンパクトな家に、妻と子ども2人(4歳と0歳)の4人家族で暮らしています。 もともとサウナが好きで、近隣のサウナのある日帰り温泉によく通っていました。しかし、昨今のサウナブームの影響で、週末はサウナ室前に順番待ちの列ができるように。自分のペースでサウナに入れなくなってしまったのです。 そこで、目をつけたのが自宅用のサウナです。最近は屋内や庭などに設置可能なサウナが多く販売されています。素材も木製やコンクリート製などさまざま。そのなかで筆者は、特殊発泡素材でできた屋外用のサウナを購入しました。 設置して以来、毎日のようにサウナタイムを楽しんでいます。温泉施設のサウナとは違い、隣の人にあたらないように、体を縮こめる必要もありません。寝転んだり体操したりと、好きな姿勢で入ることも可能で大満足。かかった費用や工事のことも含め、詳しく紹介しましょう。
ストーブなどのオプションと工事費で290万円
筆者は自宅用のサウナを、ネットで探しました。そして購入したのは、本体が特殊発泡素材でつくられたタイプ。特殊発砲素材は断熱性能に優れており、また木材のように朽ちてしまうリスクが少ないという理由からです。 写真は内部の様子です。大人4人が入れる広さ。黒い内壁は、外壁と同様、特殊発泡素材にジョリパッド(住宅の外壁でもよく使われる壁面仕上げ用塗料)を塗装。そして、木製のスノコ状を置き、座れるようになっています。 大きさは、正規品の場合、外寸が直径190cmで奥行き180cmでした。ただ、わが家は、設置場所に合わせて、奥行き185cmにしました(特殊発泡素材なので加工が可能)。 価格は、サウナ本体とストーブなどのオプションを合わせて約260万円。それに別途工事費が約30万円加わり総額290万円とのことでした。しかし、筆者の場合、キャンペーン割引が適用され、税込み220万円ほどで購入できました。