鈴木健太さんが来春の秋田県知事選立候補を表明 県議会副議長務める49歳 「新しい風が必要」と決意
秋田朝日放送
来年4月の秋田県知事選挙に県議会副議長の鈴木健太さん(49)が立候補すると15日正式に表明しました。知事選への立候補表明は鈴木さんが初めてで、秋田を持続可能な県にしていきたいと決意を述べました。 【鈴木健太さんの会見から】 「来春行われます次期知事選挙に立候補することを決意いたしました。これからの秋田にはそろそろ政治にも新しい風が必要だと、私のようなものが頑張ったらいいと、そういう温かい声を頂くようになりました。力強く背中を押され、この度このような決意をするにいたりました」 鈴木さんは神戸市出身で2015年の県議選秋田市選挙区で初当選し、現在は3期目です。自民党会派に所属し県議会副議長を務めています。 鈴木さんは人口減少対策としてふるさと秋田に戻るAターン促進に集中的に取り組むと述べました。 【鈴木健太さんの会見から】 「私が政治の世界にチャレンジした原点、人口減少対策、これはあきらめません。秋田出身子育て世帯のAターンを倍増させる。公務員系の仕事ですら募集に苦労している現状。公務員の職種に特化したAターン促進を進めていく」 今の佐竹知事については「堅実でそつのない県政運営だった」と話し「コメ依存脱却を掲げた農業政策は成果を上げているが、人口減少対策や観光面はもっと伸ばすことができる」と評価しました。 鈴木さんは26日開会予定の県議会の初日に県議を辞職し、来年1月に自民党を離党するとしました。 来春の秋田知事選にはこのほかに、副知事の猿田和三さん(61)が前向きに立候補の検討を進めていて、今月中に副知事の職を辞職し正式に表明する見込みです。また、卓球のTリーグ・琉球アスティーダの早川周作さん(47)も立候補を検討していますが、出馬にむけた具体的な動きは見られません。
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