台風21号は非常に強い勢力で沖縄へ 11月のスタートは日本列島にも影響か?
台風21号の進路は?
大型の台風21号は、27日(日)3時現在、フィリピンの東を西に進んでいます。このあとは、発達しながら西よりに進み、次第に進路を北に変える見込みです。31日(木)から11月1日(金)ごろには「非常に強い」勢力で沖縄に接近する恐れもあります。大型の台風であるため近づく前から海上では波が高まり、風も強まりそうです。また台風周辺の湿った空気の影響で沖縄でも大雨に注意が必要です。台風の接近には、まだ時間はありますが、早めの備えを進めておくとよいでしょう。 台風のその後の進路ですが、北上を続け、九州などに影響を及ぼす可能性もあります。今後の台風の進路にも十分に注意してください。
2週目(4日~9日)冬のスタート 天気や気温は?
期間後半は、期間前半とは一転して晴れる日が多くなるでしょう。高気圧に緩やかに覆われるため、広い範囲で晴天が続きそうです。ただ、北日本を中心に気圧の谷の通過や寒気の流れ込みがあるでしょう。 北海道や東北の日本海側や北陸では、3連休最終日の4日(月)から7日(木)は寒気や湿った空気が流れ込み、雨や曇りが続くでしょう。北海道の標高の高い地域では雪の降る所もありそうです。峠道の運転などは十分にご注意ください。6日(木)は、全国的に天気が崩れそうです。 8日(金)と9(土)は、東京に雨マークが付いていますが、一時的な雨で晴れる時間は長いでしょう。 7日(木)は二十四節気の「立冬」です。暦の上では冬の始まりとされています。最高気温は東京や名古屋、大阪、福岡は20℃前後と昼間は比較的過ごしやすい気温となるでしょう。それでも朝晩は冷えるため、脱ぎ着しやすい服装を選ぶなど、上手に調節なさってください。仙台は15℃前後と昼間でも上着が手放せず、札幌は10℃を下回る日もある予想です。まだ平年を上回る気温の日はありますが、これまでのように大幅に高いということはなくなるでしょう。今年は季節の進みはゆっくりですが、徐々に冬の足音が聞こえてきそうです。