広陵監督、真鍋は「今日はボンズ。日替わりじゃいけない」 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会第10日は29日、阪神甲子園球場で準々決勝があり、広陵(広島)が専大松戸(千葉)を9―2で破り、4強進出を決めた。広陵の中井哲之監督は3回戦後、米大リーグで歴代最多本塁打を放ったバリー・ボンズさんにちなんだ「ボンズ」の愛称を持つ真鍋慧(けいた)選手について「ポン酢ですね」と奮起を促していた。準々決勝は真鍋選手が3安打2打点と活躍し、中井監督は「ボンズですね。日替わりじゃいけないですね」と再びジョークを交えながら称賛した。中井監督の試合後の主なコメントは次の通り。 【広陵vs専大松戸を写真で】 ◇コーチとつきっきりで練習していた (前回先発した)高尾以外の選手が全員出られた。頑張ってきた選手が夢の舞台に立てたことがうれしい。(先発の倉重は)緊張していたでしょうが、低めにとにかく丁寧に、いけるところまでいきなさいと指示していた。 倉重は高尾がけがをして、(昨秋の)中国大会は彼で勝ってきた。今は高尾が治って、二人で競争している。 (真鍋が復調したが)コーチとつきっきりで昨日も練習していた。間の取り方。時間をかけて、緩い球を打ち込んでいた。本来の強い遠くに飛ばす打球を打っていたので、まあまあ(調子が)返ってきたかなと思います。(前回の試合は「ポン酢」と評していたが、今日は)ボンズですかね。日替わりじゃいけないですね。