「旧統一教会の痕跡を消し去れ!」 ロゴの消去を強要…外務省の「証拠隠滅」裏工作が発覚 “アフリカODA”を巡って【独自】
外務省の回答は
証拠隠滅の意図などについて尋ねたところ、外務省はこう回答した。 「本件につきましては、大使館や本省出張を通じて、適切にフォローアップしていますが、その具体的態様については、お答えを差し控えます」 12項目に及ぶ質問に対して、これだけしか答えられなかった外務省。「証拠」は隠せても、「証拠隠滅」の事実自体を隠し通すことはできなかった。 8月21日発売の「週刊新潮」では、アフリカ大陸で実行に移された、日本政府による「証拠隠滅」の手口やその背景を、4ページにわたって詳しく報じる。
窪田順生(くぼた・まさき) 1974年生まれ。雑誌や新聞の記者を経てフリーランスのノンフィクション・ライターに。事件や世相などを幅広く取材。『14階段―検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。その他、『「愛国」という名の亡国論 「日本人すごい」が日本をダメにする』『スピンドクター“モミ消しのプロ”が駆使する「情報操作」の技術』等の著書がある。 「週刊新潮」2024年8月29日号 掲載
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