ノーブルロジャー

　「ＮＨＫマイルＣ・Ｇ１」（５日、東京） 　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の吉田順一（栗東）、石堂道生（美浦）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。 【馬体診断】３歳最強マイラーは？ＮＨＫマイルＣの有力馬をチェック 　【ノーブルロジャー　Ｂ】 　２戦目でシンザン記念を制覇し、前走は路線を見定めるために芝千八の毎日杯に出走。少し行きたがる面や回転の早いピッチ走法から、二千よりマイルの方が適性は高そうだ。ゆったりとしたローテで本数をしっかりと乗り込み、前腕の厚みと後肢の臀部（でんぶ）の丸みは十分。あとは週末と当週の攻めの強度で股部分に厚みが出てくれば仕上がり度はアップする。過去３走の走破時計や脚元＆走法からすれば、荒れ馬場や渋化した馬場でパフォーマンスが上がるのは確か。東京の軽い芝への対応がポイントとなりそうだ。（馬サブロー栗東・吉田順一） 　〈１週前追い切り診断〉栗東坂路でフォートポータル（３歳未勝利）と併せ、４Ｆ５６秒９－４２秒０－１３秒２（馬なり）で併入した。気負うことなく、スイスイと登坂。ラストも余力十分に素軽いフットワークでフィニッシュした。中間の調整も順調で好調を保っている。