細かく刻み100日ほど発酵 藍染めの染料「すくも」 出荷作業始まる 徳島・上板町
ABCテレビ
徳島県上板町で、藍染めに使われる染料「すくも」の出荷作業が始まっています。 藍染めの染料「すくも」は、藍の葉を細かく刻み水をかけながら100日ほどかけて発酵させたもので、毎年この時期に出荷に向けた袋詰め作業が行われます。 湯気の立ちのぼる作業場で職人たちは完成した「すくも」の山を熊手で崩して、「かます」と呼ばれるわらの袋に素足で踏み固めながら次々と詰めていきます。 ひとつの袋に詰められる「すくも」は約56キロ。 今月中旬ごろまでに計約15トンを、京都をはじめ全国の染物店などに出荷するということです。
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