オリックス・森友哉リーグ3連覇もシーズン中は意外な感覚「勝った感がない試合が多くて」
◇プロ野球パ・リーグ オリックス6-2ロッテ(20日、京セラドーム) 2位ロッテに勝利しパ・リーグ3連覇を達成したオリックス。 【画像】3年連続のリーグ優勝を達成し5回宙に舞ったオリックス・中嶋聡監督 “関西ダービー”などもトレンド入り 祝勝会後に頓宮裕真選手と今季からオリックスでプレーする森友哉選手がインタビューに応じました。 この日までに貯金『32』、2位ロッテと14.5ゲーム差まで広げてのリーグ制覇になりましたが、森選手は、意外な感覚になっていたことを明かしました。「勝った感がない試合が多くて、なんか勝っていたみたいなことが続いて、貯金も『30』あるのがわからないレベルだった」と勝利の実感があまりなかったと言います。 さらに、頓宮選手も「なんで俺たち、こんな勝っているんだろう」と不思議に感じていて、森選手と食事に行った際にも話していたとのことでした。 そこで2人が導き出した答えが「ピッチャーが良いから」と、分析したといいます。 今季のオリックスのチーム防御率はリーグ1位の2.63。その中でも山本由伸投手は防御率1.32、14勝とどちらも2位に差をつけてリーグトップ。さらに宮城大弥投手もリーグ4位の防御率2.35、山本投手に次ぐ10勝でリーグ2位タイにつけています。 さらにブルペン陣は、ここまで52試合に登板し防御率1.05をマークしている山崎颯一郎投手や、41試合で防御率1.77の宇田川優希投手、防御率1.84の阿部翔太投手など安定感抜群の成績を残しています。 これからクライマックスシリーズ、そして日本シリーズと続きますが、この投手力を武器に2年連続日本一になれるのか注目です。