拉致被害の有本恵子さん父「向こうで生きている」 兵庫県警のパネル展を見学
北朝鮮による拉致被害者で神戸市出身の有本恵子さん(64)=拉致当時(23)=の父、明弘さん(96)が10日、兵庫県警本部(神戸市中央区)を訪れ、拉致問題に関するパネル展を見学した。年齢的な「限界」に触れながらも、恵子さんについて「向こう(北朝鮮)で生きている」と訴えた。 パネル展は、県警が北朝鮮人権侵害問題啓発週間(10~16日)に合わせて平成25年から毎年実施し、今回で12回目。兵庫県に関わりのある拉致被害者や特定失踪者の顔写真が並び、拉致の経緯などを紹介している。 この日、車椅子で会場を訪れた明弘さんは、真剣な表情で恵子さんら拉致被害者の写真を見つめた。明弘さんは「恵子1人だけが帰ってきても解決とは思わない」と多くの拉致被害者の帰還を願った上で、「私が生きている限り解決につながる方法を考え続ける」などとコメントした。 パネル展は、県警本部のほか、明石市の明石運転免許更新センターなどで16日まで(14、15日除く)開催している。
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