Bard改めGeminiの有料プラン登場。「AIと働くのが当たり前」にさらに一歩近づいた #TrendBuzz
昨年12月にGoogleの新しいAIモデルとして発表されたGemini。 3種類のモデルのうち、複雑なタスクをより効率的に行なえるとされる最上位モデル「Gemini Ultra」を利用できる有料プラン「Gemini Advanced」がいよいよ提供開始されました。 Bard改めGeminiの有料プラン登場。「AIと働くのが当たり前」にさらに一歩近づいた #TrendBuzz ChatGPT、MicrosoftのCopilotと並ぶ「3強」の有料プランが揃ったことで、生成AI周りはどう変化していくのでしょうか?
Geminiについに最上位モデルが使える有料プランが登場
「Gemini Advanced」は、Googleのサブスクプラン「Google One AI プレミアム プラン」に加入すると利用できるようになります。 料金は月額2900円とやや高めの印象を受けますが、このプランには2TBのストレージがついていることを忘れてはなりません。 もともと、Google Oneの2TBプランは月額1300円なので、差額で考えると1600円で最新のAIモデルが使える計算になります。 そして、GmailやGoogleドキュメントでの文書作成のサポートや、プレゼンテーション用のビジュアルを簡単に作成する機能も今後提供されていくとのこと。 今は2カ月間無料のキャンペーンが実施されているので、まずは試しに加入してみるのもよさそうです。
Geminiを迎えた3強が揃い、業務利用が当たり前の時代になる
そしてGeminiは、Google Workspace向けにも提供されます。 現在も「Duet AI for Workspace」として生成AI機能が利用できますが、これが「Gemini for Workspace」に変わるとのこと。 Microsoftは「Copilot for Microsoft 365」を、Open AIは「ChatGPT Team」をそれぞれ1月にリリースしていますが、Googleからも本格的にビジネス向けのAIサービスの提供が開始されるようになれば、いよいよ「業務でAIを使うのが当たり前」の時代に突入することになりそうです。 そうすると、AIを活用してどんどん効率化を進める組織と、コストや社内教育の負担などを懸念して導入を見送ったり、もしくは導入しても充分に活用できなかったりして、従来の仕事の進め方を続ける組織の間で差が開いていくかもしれません。 ビジネスにおいていかにAIを活用するかが、ますます重視される時代になっていきそうです。