《凍えながらアイスコーヒーを飲む?》韓国、独特のカフェ文化とは 語学留学中の50代ライターがおすすめする“日本にはない”スタバも紹介
韓国旅行であえておすすめしたいスターバックス
ふらりと旅行に出かけた海外でひと息つきたくなったとき、スターバックスの見慣れた看板を見つけてホッとしたことはありませんか。スタバならどこの国に行っても似通った雰囲気やメニューに異国の緊張が和らぐのを感じることができる、そんな理由からだと思います。 私が考えるソウルの魅力のひとつが、近代的で洗練された街並みと、山々をはじめとする雄大な自然が同時に楽しめる点にあります。「韓国にきてまでスタバ?」という声も聞こえてきそうですが、そんなソウルの魅力を兼ね備えたスターバックスを3店ご紹介したいと思います。 ◆観光客に大人気!外界とのギャップが楽しい劇場型店舗「STARBUCKS COFFEE 京東1960店」 1960年代に始まったソウル最大の市場・京東市場(キョンドンシジャン)内にあった中型劇場を改装し、2022年にオープンしました。京東市場の喧騒の中にあるので、初めて行った人の誰もが「こんなところにスタバがあるの!?」と驚きます。劇場の重厚なドアを開けると、劇場の雰囲気をそのまま残しつつ、見事に洗練された新感覚の店舗に出会えるそのギャップが楽しいのです。舞台部分がキャッシャー、客席が座席になっていて、注文した商品が出来上がると、コンクリートの打ちっ放しの壁にプロジェクターを使って注文番号またはニックネームが映し出されます。 ◆DATA 店名:STARBUCKS COFFEE 京東1960店 住所:ソウル特別市 京東市場内 アクセス:地下鉄1号線祭基洞(チェギドン)駅 2番出口 徒歩6分 ◆美しいサンセットも楽しめる漢江に浮かぶスタバ「STARBUCKS COFFEE 望遠漢江公園店」 ソウルを東西に分ける漢江(ハンガン)に浮かぶ、望遠(マンウォン)漢江公園店の店内は広く開放的なワンフロアで、まさに漢江に浮かんでいるような感覚を味わえます。午後から望遠市場で食べ歩きを楽しんだ後、望遠市場付近で自転車をレンタルして、夕方の漢江サイクリングを楽しみながら、このスタバでサンセットを堪能するコースはいかがでしょう? ◆DATA 店名:STARBUCKS COFFEE 望遠漢江公園店 住所:ソウル特別市麻浦区望遠洞205-5 2F アクセス:地下鉄6号線麻浦区庁(マポクチョン)駅または望遠(マンウォン)駅徒歩23分、またはマウルバス(コミュニティバス)で約20分 ◆ソウルのシンボル北漢山を拝める「STARBUCKS COFFEE ザ北漢山店」 漢江と並ぶソウルのシンボル・北漢山(ブッカンサン)は市内の北側に位置し、頂上が鋭く尖った美しいシルエットが特徴です。この北漢山を間近で一望できる店舗の建物は3階建てになっていて、北漢山を眺める大きな窓はピカピカに磨かれ、コーヒーを飲みながら雄大な山並みを見ることができます。3階はルーフトップ席で、ここからの眺めはまさに圧巻。この店舗限定の北漢山に見立てたチョコレートケーキなどのスイーツも楽しみのひとつです。 ◆DATA 店名:STARBUCKS COFFEEザ北漢山店 住所:ソウル特別市恩平区津寛洞277-11 アクセス:地下鉄3号線旧把撥(クパバル)駅2番出口から704番バスまたはタクシーで北漢山城入口(ブッカンサン入口)下車。旧把撥駅から約20分。 韓国に行く機会があったら、韓国独特のカフェ文化を楽しみながら、ソウルならではのスターバックスの魅力が織りなす特別な体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。 ◆ライター・田名部知子 『冬のソナタ』の時代からK-POP、韓国ドラマを追いかけるオタク記者。女性週刊誌やエンタメ誌を中心に執筆し、取材やプライベートで渡韓回数は100回超え。韓国の食や文化についても発信中。2023年1月から、韓国ソウルで留学生活と人生初めての一人暮らしをスタート。大学が集まる新村(シンチョン)にある西江(ソガン)大学の語学堂に通いながら韓国で就活中。