激戦7州、ハリス氏とトランプ氏の接戦続く=NYT調査
[ワシントン 3日 ロイター] - 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)と米シエナ大が実施した米大統領選前最後の世論調査によると、勝敗の鍵を握る激戦7州で民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領の接戦が続いている。 10月24日─11月2日に7州の有権者7879人を対象に実施した調査によると、ネバダ、ノースカロライナ、ウィスコンシン各州ではハリス氏が僅差でリードし、アリゾナ州ではトランプ氏がわずかにリード。ミシガン、ジョージア、ペンシルベニア各州では両候補が拮抗している。7州とも誤差(3.5%)の範囲内となった。 回答者の約4割は既に投票を済ませ、これらの有権者の間ではハリス氏が8%ポイントリードした。一方、まだ投票していないが投票する可能性が非常に高いとした回答者の間ではトランプ氏がリードした。 NYTはペンシルベニア州で両候補の支持率が互角だったことについて、これまでの同紙調査でハリス氏が一貫して4%ポイントリードしてきたことから、トランプ氏が勢いを増している表れだと指摘した。