農水省、バター7000トンを追加輸入へ。在庫減少で
農林水産省は21日、国内の供給を確保するため、バター7000トン(同8.6万トン)を追加輸入すると発表した。脱脂粉乳4178トン(生乳換算2.7万トン)も輸入する。 同省の発表によると、昨夏以降、国内の生乳の生産量が前年を下回って推移しており、バターや脱脂粉乳の在庫が減ってきているという。 今後、5月下旬~6月上旬に独立行政法人・農畜産業振興機構(東京都港区)が、乳業会社向けに入札を実施。需要が増える11月末までに順次輸入を進め、乳業会社に供給していく予定。