老後のために積み立てた資産ってどう取り崩すべきなの? 損しない方法を知りたいです。
資金計画や資産運用の方針によって、取り崩し方法を見直す
ここまで、「定額」「定量」「定率」の3つの取り崩し方法についてご紹介しました。取り崩し方法はこれだけに限りませんが、一定のルールを決めて取り崩すことで、老後の資金計画や運用方針を立てやすくなります。 しかし、そうはいっても想定外の出費がかさんでいつもより多く取り崩す必要が出てきた、逆に予定していた出費が必要なくなり取り崩しが不要になることは十分あり得ます。 そのように資金計画や運用方針が変わった場合は、一度決めたルールを見直してみて、必要であれば変える、といった心持ちで取り崩しを行っていくのがよいでしょう。 取り崩しの方法が決められない、または自信がない方は、一度資産運用に詳しいファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することをおすすめします。 執筆者:酒井 乙 CFP認定者、米国公認会計士、MBA、米国Institute of Divorce FinancialAnalyst会員。
ファイナンシャルフィールド編集部