【平和島ボート 第43回日本モーターボート選手会会長賞】荒井翔伍 負傷後初優出を目指して好気合
ボートレース平和島の2024年を締めくくる6日間シリーズ「第43回日本モーターボート選手会会長賞」が26日、開幕する。25日に前検日が行われた。 地元の荒井翔伍(35=東京)が好エンジンをゲットした。26号機の特長は直線系統。気温が低下して、キャブレターの凍結を防止する温水パイプが装着されてから、さらにパワーアップしている印象だ。 「プロペラの形的に回転が上がっていない。でも、走り出してしまえば悪くない。エンジンは良さそうですね」と調整途上ながら、素性の良さは感じ取っていた。 今年は6月の芦屋6日間シリーズ(21~26日)の2日目に落水。負傷で約2カ月間、戦線を離脱した。「やっと足の痛みがなくなった。もう体はいい状態です。休んだ後は優勝戦に乗っていない。今年最後のレースだし優出したい」と気合十分で乗り込んで来た。 初日は2Rに3号艇、8Rに1号艇で出走。連勝も狙える好枠戦だ。開幕ダッシュへ、高い集中力で挑む。