旬の白菜&ひき肉でお得にボリュームアップ!メインおかず2品
冬野菜の代表格・白菜は、葉ものでは1、2を争うほどボリュームがあるのに比較的リーズナブル。しかも、煮てよし、焼いてよし、漬けものにしてもよし、和洋中どんな料理とも相性がいいので、使い回しやすい食材です。今回は、同じくリーズナブルなひき肉と組み合わせた白菜のおかず2品をご紹介します。 【画像で確認】みそ味の肉だねと甘みのある白菜が好相性「白菜とひき肉のレンジ蒸し」 ■おいしい白菜の見分け方 まずは、お店で購入するときの白菜の選び方。売り場に並んだ白菜をじっくり見比べて、次のようなものを選んでみてくださいね。 ● 外側の葉がいきいきとした緑色 ● 巻きがしっかりしている ● 葉がすき間なく詰まっている ● 切り口がみずみずしい(1/4カットなどの場合) そんな「おいしい白菜」と「ひき肉」を使った、おすすめの2品をご紹介しましょう! ■白菜とひき肉の重ね蒸し みそ味の肉だねと甘みのある白菜が好相性 【材料】(2人分) ・白菜・・・ 大1/8株(約350g) ・合いびき肉・・・ 250g ・ベーコン・・・ 2枚 みそ 酒 片栗粉 【作り方】 1. 白菜は大きめの一口大のそぎ切りにする。ベーコンは5mm幅に切る。 2. ボウルにひき肉、ベーコンと、みそ、酒各大さじ2、片栗粉大さじ1を入れ、よく練り混ぜる。 3. 直径約20cmの耐熱皿に白菜の1/3 量を敷き、2の半量をのせて全体に広げる。同量の白菜、残りの2を同様に重ね、残りの白菜を重ねてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で7 ~ 8分加熱する。取り出してぴったりとラップをかけ直し、そのまま約5分おいて余熱で火を通す。 (1人分463kcal、塩分2.8g レシピ考案/重信初江) ■とりだんごと白菜のオイスター煮 ふんわりだんごと白菜にやさしいあんがからんで美味 【材料】(2人分) ・白菜・・・ 小1/4株(約400g) ■肉だね └とりひき肉 ・・・200g └長ねぎのみじん切り ・・・1本分 └おろししょうが・・・ 大さじ1 └片栗粉 ・・・大さじ2 └酒・・・ 大さじ1 └塩・・・ 小さじ1/4 ・とりガラスープの素・・・ 小さじ2 ■水溶き片栗粉 └片栗粉、水 ・・・各大さじ1 酒 オイスターソース ごま油 【作り方】 1. 白菜はざく切りにし、軸と葉に分けておく。ボウルに肉だねの材料を入れ、粘りが出るまでよくこねる。 2. 鍋に水2カップ、酒、オイスターソース各大さじ1、とりガラスープの素を入れて中火にかける。煮立ったら1の肉だねを一口大ずつスプーンですくい、鍋に落とし入れて約2分煮る。 3. 白菜の軸を加えてふたをし、白菜がしんなりするまで弱めの中火で5 ~ 6分煮る。白菜の葉を加えてふたをし、約1分煮る。弱火にして水溶き片栗粉を加え、中火で混ぜながらとろみをつける。ごま油小さじ1を回し入れる。 (1人分313kcal、塩分3.3g レシピ考案/関岡弘美) * * * レンジ蒸しはひき肉を固まりで使うことで食べごたえアップ! 肉のうまみが白菜にしみこんでたまらないおいしさに仕上がりますよ。たっぷり作って、家族みんなでアツアツをほおばってくださいね。 ※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間を目安に加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田子直美 監修/真木文絵 ※この記事は、過去に雑誌『レタスクラブ』に掲載されたものに加筆、再構成しています。カロリー、塩分は掲載当時のものです。 文=高梨奈々