コロナ収束&マッチングアプリ疲れで令和に「合コン」が再熱中!
合コンマッチングサービス「コンパイキタイ」を運営する「トゥエンティトゥ」代表取締役の鈴木悠史氏に合コンサービスの特徴を聞いた。 「『コンパイキタイ』は、合コンの幹事さんをマッチングさせるサービスです。例えば、男性幹事が『5月20日に恵比寿で会社の同僚3人との飲み会をしたいです』といった募集をします。すると、女性幹事から『私たちはその日に行けます』というアクションが送られてきます。 そして、マッチングするとメッセージのやりとりができるようになり、合コンが開催できるようになるというサービスです。 また、私たちのサービスの特徴のひとつに『会社認証機能』があります。本人の会社の名刺をアップロードしてもらって、表示・検索ができる機能です。 例えば『大手商社の人と飲みたい』『航空会社のキャビンアテンダントと飲みたい』といった希望がかなえられる可能性があります。そして『キャビンアテンダントさんはこういうイメージだったけど、意外とこうだったね』などとイメージの答え合わせもできるのです。 もちろん、絶対に会社名を登録する必要はありません。身バレのリスクがありますし、会社に知られるのが嫌な人もいるので、会社名を外したプロフィールで登録している人も多いです。 もうひとつの特徴が『評価・口コミ機能』があること。これは『楽しかったか』などの評価や口コミをお互いにつけることができる機能です。 大手商社の人であっても、楽しい合コンをしない人は評価が低くなり、その人に合コンを申し込む人が少なくなります。評価制度があることで、楽しい合コンをしようと思う人が多くなるのではないかと考えています。 ちなみに、私たちは『合コンは、マッチングアプリよりもタイパがいい』と思っています。 ひとつは、マッチングアプリは1対1だけれども、合コンは3対3だったりするので、同じ2時間でも3倍の出会いがあります。 もうひとつは、マッチングアプリだと、自分が話を盛り上げなくてはいけないけれど、合コンだと自分が話さなくても周りの人が盛り上げてくれたりする。だから、楽しいと感じる時間が長い。無駄な時間を過ごす可能性が少なくなることです。 『コンパイキタイ』の目的は、〝楽しい合コン〟なので、会社認証機能や評価・口コミ機能を取り入れて、楽しくタイパが良い合コンを多くの人に経験していただければと思っています」 ■合コンが終わってからライングループをつくる では、実際に合コンサービスを使っている人は、どう感じているのか? 30代の男性で広告関係の会社に勤めるA男さんと、30代の女性でIT関係の会社に勤めるB子さんに聞いた。 ――合コンサービスを使い始めた理由は? A男 合コンは異性の知り合いがいないと開くのが難しいんですが、合コンサービスを使うとその手間がないので楽なんです。なので、今は月に2回くらいはやっています。 B子 やはり、その人のバックグラウンドが見えない状態で、1対1で会うのはハードルが高いんです。でも、合コンだと気心が知れている友達も一緒にいるので、安心して参加できます。